建物のポテンシャル

●RC造……柱や梁、壁を鉄筋とコンクリートでつくります。コンクリートは圧縮
に強く引っ張りには弱い材料で、鉄筋は引っ張りには強く圧縮に弱い材料ですが、
双方を組合わせたものがRC造(「RC」は補強されたコンクリートという英語
の略)です。それぞれの長所を生かした、異種材料を組み合わせた構造なのです。
鉄筋で補強していますが、RC造はS造にくらべると靭性(粘り強さ)が少ない
構造なので、その分、応力(荷重に耐える力)を割り増して設計されています。

●SRC造……S造とRc造をミックスした構造です。RC造の柱や梁あるいは壁
の中に鉄骨を入れて、耐火性能を確保しつつ耐力と靭性を向上させた構造となっ
ています。RC造もSRC造も、外壁にはタイルが貼られたり、コンクリート打
放しになっていたり、同じようにつくられます。

壁式構造とラーメン構造
低層から中高層のマンションの多くに採用されている構造はRC造ですが、この構
造形式には⑪ラーメン構造と②壁式構造に分けられます。

⑥ラーメン構造……柱と梁で骨組みをつくる構造。壁式構造にくらべて開口部を広くとることができる。
室内に柱や梁が張り出してしまうのが難点。

②壁式構造……壁そのものに耐力をもたせる構造。開口部を広くとるのが難しいが、柱梁が張り出さない、すっきりとした室内にできる。
法律上、5階までの建物にしか採用できない(特別な構造検討をすれば可能)構造。
以上、構造種別と構造形式について説明しましたが、建物の安全性は、その違いによって決まるものではありません。
大切なのは安全性を確保する設計と、正しい施工だということを忘れないようにしましょう。
私は→で設計や施工について学びました。

FF190

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